◆グッズ紹介◆平安時代、藤原道長「御堂関白記」関連

 古代史にちなんだグッズをご紹介します。

 2013年の東京国立博物館における特別展「和様の書」
 で販売されていた素敵なグッズ……

 その名も、
 「世界記憶遺産 御堂関白記セット

御堂関白記セット

 500円で、A4クリアファイル1枚、絵ハガキが2枚です。
 2枚の絵ハガキの写真が、ファイルの裏表になっています。

 包装のビニールには「御堂関白記セット」と明記されていました!(写真右上)



 ところで、世界記憶遺産ユネスコ記憶遺産)」とは……
 富士山の登録に大騒ぎしているあの「文化遺産」ではなくて、
 同じくユネスコが主催しており、
 歴史的な文書や書物の保全を目的としたものなんだとか。

 だから、観光に直結しない分、扱いが地味なんだと思います。
 「慶長遣欧使節関係資料」とともに、2013年に日本から初めて登録されました!


 たしかに、「御堂関白記 みどうかんぱくき」はそれだけの価値ある史料です
 歴史好きでなくとも日本人ならみんな知ってる藤原道長――千年前の最高権力者。

 具注暦に書き入れた彼の自筆本が、14巻も陽明文庫にのこされています(もとは36巻)。

 小さな楷書で整然と書かれた具中暦の文字の上に、
 もう書くことがあふれちゃって、はみ出し、引き出し線(?)、裏書きあり、
 道長の躍動感あふれる文字が楽しいです。
 道長って教科書の中だけじゃなくてほんとにいたんだな
 って思わせてくれます

 戦火など途中何度かあった焼失の危機をくぐりぬけ、
 千年ののちにも紙の史料がのこされるなんて、まさに奇跡ではないですか?!

 さらに、後世の古写本も12巻現存しています。
 後世の、といっても、おそらく孫の師実らによるものというレベル



 グッズになっている日記部分は、このふたつ(以下、部分)

御堂1

 寛弘元年(1004=長保6)上巻より、2月6日の裏書。
 道長が藤原公任と、雪深い朝に歌をやりとりする名シーン。

 「六日雪深朝早左衛門督(公任)許かくいひやる……」

 おー☆今度は公任ってほんとにいたんだな(笑)


御堂2

 そして、寛弘4年(1007)下巻より、8月2日前後。
 有名な道長の金峯山詣での詳述部分です!



 ただ……クリアファイルのキャプションに、謎の「寛弘三年」の文字があり、
 ハガキの寛弘4年のほうには「寛弘元年」って書いてあるのです???

 まあ、こんな素敵な企画に免じて、あまり考えないことにしよう……


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