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肆◆お勉強編◆
2015/03/30
偏継(へんつぎ)
平安時代の「遊び」について本日はちょこっと。
「偏継」という遊びがよく知られています。一種の言語遊戯とされます。
こちらは、京都市中京区にある「京都アスニー 京都市平安京創生館」※という
施設での展示による、「偏継」です。
箱に偏と旁のカードが入っていて、自由に組み合わせられるようになっていました。
写真は、いくつか漢字を作って遊んだところです。
これは女子の遊びとして知られているのですが、実は実態は不明です。
漢字の旁にさまざまな偏を次々に継がせ詰まったら負け、もしくは漢字を読めないと負け、
逆に旁に偏をつけさせるものか?
まったく異なる説もあり、女子の遊びだから「片継」で、絵の切片をつなぎ合わせる
パズルのような遊びだとの主張もあるそうです。
なかなか現代人にとっても、面白いゲームなのではないでしょうか。
※京都市平安京創生館
〒604-8401 京都市中京区丸太町通七本松西入
京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)1階
休館日 火曜日(祝日の場合はその翌平日)年末年始・12/28~1/4
展示時間 10:00~17:00
入場料 無料
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【日微通信】偏継:お勉強編