ほぼ毎日ちょっとずつ更新【日微通信】
 
 壱◆News・雑感編◆

  2015/04/07
 十市皇女歿す

 天武7年(678)4月7日、十市(とおち)皇女が亡くなりました(生年は不詳)。
 新暦では5月3日にあたります。

 彼女は天武天皇の第一皇女。母は有名な額田女王です。

 十市皇女は、伯父・天智天皇の子の大友皇子に嫁ぎ、葛野王を儲けます。
 天智の死後、大友は壬申の乱に敗れ、自殺します。
 壬申の乱の勝利者は、父の天武天皇――。
 彼女は父の許へ戻ることになります。


 彼女がなにを思い、その後暮らしたのかはわかりませんが、
 辛い立場であったことでしょう。

 その死は突然でした。
 この日の『日本書紀』には、「十市皇女卒然病發薨於宮中。」と記されています。
 自殺だったのかもしれないともいわれています。
 父の天武は「天皇臨之降恩以發哀」、声をあげて泣いたそうです。
 幸薄かった娘が不憫だったのでしょうね。



 なお、天武天皇の第一皇子・高市(たけち)皇子が彼女の死に際して捧げた
 熱烈な挽歌が『万葉集』に残っており、恋人説もささやかれています。



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