ほぼ毎日ちょっとずつ更新【日微通信】
 
 参◆書籍・映像編◆

  2015/04/15
 小松左京「遷 都」


 SFの巨匠・小松左京が、なんと「本格歴史ミステリー」を書いていました!

 Amazonに画像がないので、手元の本を撮影。

遷都 
 ケイブンシャ文庫、1995年

 平城京、長岡京、平安京と日本史上類を見ないめまぐるしい遷都はなぜ行われたのか。
 権力者たちの権謀術数に翻弄される朝廷政治の闇を独自の視点で描く――

 『遷都』は、表題作「遷都」を含めた三部作の文庫本です。

 表題作についての簡単なご紹介です。
 山部王(親王)を天皇(桓武天皇)の地位まで導いた藤原百川の陰謀や、
 桓武天皇が同母弟・早良親王を引き摺り下ろすために起こした
 恐ろしく入念な企みを描きます。

 それらに振り回されるのは貴族ばかりではありません。

 ミステリーとしてぴたりとハマっていて、出会ったのは大学入学前だったのですが、
 結局大学では遷都について卒論を書くことになってしまいました。
 論旨に直接の影響を受けたわけではありませんが(話として出来過ぎているので)、
 平安初期の闇に惹かれるきっかけとなった作品です。

 ただ、改めて読み返すと、誤植や誤認が目立つ部分も……

 でも読み物として面白いことは事実だと思います。
  


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