ほぼ毎日ちょっとずつ更新【日微通信】
 
 肆◆お勉強編◆

  2015/05/07
 古代の発音について

 先月、三重の斎宮歴史博物館に行ったとき、平安時代の再現映像を見ました。
 そのなかで、勅使たちが話していたことばが非常に印象に残りました。

 明らかに現代人とはちがう……聞き取れないほどではありませんが、
 たとえば「ふぁ・ふぃ」のようなやわらかい発音でした。


 よく知られているのは、「上代特殊仮名遣い」といって、奈良時代の万葉仮名の表記から、
 当時はa・i・u・e・oの5音より多くの母音があったと推測されています。
 具体的にいうと、キ・ヒ・ミ、ケ・ヘ・メ、コ・ソ・ト・ノ・ヨ・ロ(・モ)に関しては、
 用いられている漢字の違いから、それぞれ2種類の発音があったというのです。
 この2種類は甲類・乙類と名付けられています。(濁音も同様)

 平安時代には、コ以外の区別はすべて失われていたそうです。

 また、平安時代においても、現代のハ行は「h」ではなく「f」の発音であったこと
 (私の見た映像の「ふぁ」などがまさにそれです!)、
 さらに古くは「p」であったことがいわれています。

 
 昔の人(古くなればなるほど、とくに古代人)は、現代人には及びもつかないことばを
 話していたことになるわけです!
 古典の文章は難しいですが、聞き取りはさらに難しいということですね。

 奈良時代はもちろんのこと、平安時代にタイムスリップしても、
 会話が成立しないかも……いやたぶんしないと思います。う~ん残念。
 英語より古代語をしゃべれるようになりたいものです!

 ちょっと面白い音源を見つけたので貼っておきます。
 古代言語音声集(8:00~上代日本語/700年ころ、10:00~中古日本語/1000年ころ)です。
 さっぱりわかりません

 
  


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