ほぼ毎日ちょっとずつ更新【日微通信】
 
 壱◆News・雑感編◆

  2015/05/09
 八重桜~けふ九重ににほひぬるかな

 本日5月9日の誕生花のひとつに「八重桜」があります←八重じゃない


 江戸時代に生まれた品種「ソメイヨシノ(染井吉野)」が現代の日本の桜の
 多くを占めるといわれますが、当然ながら古代にはありませんでした。
 当時の桜は、ヤマザクラ類が中心だったようです。

 平安時代の随筆、清少納言の『枕草子』(「木の花は」段)には、

   桜は、花びら大きに、葉の色濃きが、枝ほそくて咲きたる

 とあり、花と葉が同時に広がっている様子がうかがえます。

 ソメイヨシノは花が散ってから葉が茂るタイプですので、様相は異なります。
 

 また、八重咲きの桜も古くからあり、小倉百人一首の伊勢大輔(紫式部と同時代)
 の、次の歌が採られています(85番)。

   いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな

   訳:遠い昔の奈良の都で咲いていた八重桜が、
     今日は九重(=宮中)で色美しく咲いていることだなあ。



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