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 肆◆お勉強編◆

  2015/05/13
 六歌仙とは

 よく見かけることば「六歌仙」(ろっかせん)ですが、改めまして、
 ごく簡単にご紹介しておきましょう。

 まず「歌仙」とは、一定数の優れた歌人を並べ掲げ、和歌の先達として敬い、
 詠歌の軌範とするその対象のことをいいます。
 古くは『万葉集』のなかで大伴家持が、柿本人麻呂と山部赤人を仰いでいます。


 では六歌仙の名を掲げたのは?
 同じく人麻呂と赤人をたたえた(特に人麻呂のことは「歌の聖<ひじり>」と表現)
 『古今和歌集』です。紀貫之の手になると思われる「仮名序」に、
 「近き世にその名聞こえたる人」として、この六人が挙げられています。
 古今集(古今和歌集)は、紀貫之(868?-945?)らが醍醐天皇の命により
 編纂した日本初の勅撰和歌集(905年頃成立)ですから、
 六歌仙はそれよりもちょっと前の時代の人たちということ。

 ただし、この時点で「六歌仙」ということばはありませんでした。

  僧正遍昭…そうじょうへんじょう。遍照。816-890。俗名・良峯宗貞。桓武天皇の孫。
  在原業平…ありわらのなりひら。825-885。平城天皇の孫。色好みの典型的美男。
  文屋康秀…ふんやのやすひで。清和・陽成天皇に歴仕。
  喜撰法師…きせんほうし。弘仁ころ。出家して宇治に隠棲。確かな作は一首のみ。
  小野小町…おののこまち。小野篁の孫とも。遍昭や康秀との贈答歌。絶世の美女。
  大友黒主…おおとものくろぬし。大伴黒主。謡曲・歌舞伎の題材にも。


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