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 壱◆News・雑感編◆

  2015/05/18
 京都・三船祭

 昨日(2015年5月17日)、京都・車折(くるまざき)神社の三船祭が挙行されました。
 
 同祭は、嵐山渡月橋上流の大堰川にて平安時代の船遊びを再現するもので、
 今回は2013年の台風の影響もあって2年ぶりだそうです。

 宇多上皇の船遊びにちなみ昭和3年より開始、現在は5月の第3日曜日に
 行われています(雨天中止)。

 京都新聞の記事 http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150222000050

 今年は清少納言役が公募で選ばれたそうで、とても美しかったと評判。


 それにしても……三船祭。
 車折神社の祭神である清原頼業(きよはらのよりなり)が活躍した時代(平安末期、
 12世紀。藤原頼長らと同時代人)の船遊びを再現したものだそうですが……
 なぜ、清少納言……? まぁ、人気や華やかさを求めるのはわかるけど
 
 ならばいっそ、「三船の才をうたわれた、藤原公任を主役にすべきでは
 この人は清少納言と同時代の人物です。
 そして彼は、とにかく文化のカリスマ なんでもできた!
 
 『大鏡』頼忠伝にある話で、大堰川の遊びの際に藤原道長が、

   作文(漢詩文)の船・管弦の船・和歌の船と分かせたまひて、
   その道にたへたる(優れている)人々を乗せさせたまひしに……

 道長 「で、キミは何にするの?(なんでもいけるっしょ)」
 公任 「(そうそう、どれでも余裕なんだけどさ)じゃ、和歌にいたしましょうかね」

 適当に決めて見事な歌を詠んだ、でもやっぱ作文の船にしとけばもっと褒められたかも
 と本人悔しがる、というお話。これを「三船の誉れ」「三船の才」といいました。


 だからさ~、祭には公任役もいるのかもしれないけど……??
 それこそ公募で! もっと目立つ形で推していこうよ! 京都さ~ん!!



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