壱◆News・雑感編◆
2015/05/20
神泉苑での御霊会
貞観5年(863)5月20日、崇道天皇(早良親王)、伊予親王、藤原夫人(吉子)、
観察使(藤原仲成か)、橘逸勢、文屋宮田麻呂の6柱を祀る御霊会(ごりょうえ)が、
京都神泉苑で行われました。新暦では6月10日です。
この『三代実録』の記事が、御霊会の文献上の初見です。
御霊信仰とは、非業の死を遂げたものの霊を畏怖し、これを慰和してその祟りを免れ
安穏を得ようとする信仰です。
御霊信仰がさかんになるのは平安時代以後のことで、御霊の主体には特定の個人(主に
政治的失脚者)があてられるようになりました。
全国に「御霊神社」があります。
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