先月 古代史と古典の猫 という記事を書きましたが、
 その際に、藤原頼長記事を追加すると予告しました。

  *
 藤原頼長 ふじわらのよりなが 1120-56
 関白藤原忠実の次男。父の寵愛を集め昇進し、
 23歳年上の異母兄・忠通と対立する。
 1149年左大臣。50年忠通に代わって氏長者、翌年に内覧。
 保元の乱に敗れて敗死。
 政務に厳しく「悪左府」の異名をとる。
  *

 大河ドラマ『平清盛』で山本耕史くんが演じて人気話題となった、アノ人です!

 彼には『台記』という日記が残されており、そこには男色のプレイについて
 などまで赤裸々に描かれており(男色はいたって標準的なことですが、
 それを日記にまで細かく残すということが)、異彩を放っている人物です。

 大河にもアレな場面がしっかりサービスされて、物議を醸しましたね


 その『台記』に、少年・頼長が猫を可愛がる様子が綴られています。

   ◆康治元年(1142)8月6日条
  (…)僕少年養猫、猫有疾、即画千手像、祈之曰、請疾速除癒、
  又令猫満十歳、猫即平癒、至十歳死、裹衣、入櫃葬也、(…)

  『増補史料大成 第23巻 台記 1』臨川書店、昭和40年

  僕が少年のころ飼っていた猫が病気になったから、千手像を絵に描いて、
  これに祈ったんだ。「どうかはやく猫の病をよくしてください。
  猫を十歳まで生き延びさせてください……」猫の病は治った。
  猫は十歳になって死んだ、衣に包んで櫃に入れて葬ったよ。


 むっちゃええ話やん、頼長 



 ☆次回は 頼長と鸚鵡(おうむ)
 


゚・:,。゚・:,。★ ↓↓↓ 古代史推進のために! クリックしていただけるととても嬉しいです゚・:,。゚・:,。☆
にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

日本史 ブログランキングへ