昨日の 頼長と猫 に引き続き、頼長と鸚鵡の真実

 大河ドラマ『平清盛』では、山本耕史くん演じる“悪左府”藤原頼長が、
 唯一の友としていた鸚鵡(おうむ)。

  「ケシカランケシカラン」
  「ははっ……そんなに申しておったか?」

 ホントに鸚鵡しか友達いない頼長、ついに鸚鵡と談笑し始める。



 実際には、頼長と鸚鵡って関係があったのでしょうか?

 平安時代当時、鸚鵡などの珍しい動物は、さまざまな舶来品とともに
 九州の博多で私貿易の形で入手され、また貴族たちに献上されていた
 と考えられています。

 頼長の日記『台記』に、鸚鵡の記録 があります

   ◆久安3年(1147)11月28日条
  (…)法皇、借給鸚鵡於禅閣、余見之、舌如人、能言是故歟、
  但聞其鳴無言語、疑是依漢語日域人不聞知歟(…)

  『増補史料大成 第23巻 台記 1』臨川書店、昭和40年

  (鳥羽)法皇が禅閣(父・藤原忠実)に鸚鵡を貸された。
  私はこれを見たが、舌は人のようで、よく話すのはそのせいか。
  ただ、それが鳴くのを聞いても、何を話しているのか分からない。
  もしかすると漢語だから、日本人には聞き取れないんじゃないか。


 実際の頼長と鸚鵡のご対面はこんな感じだったそうです。
 コミュニケーション取れてなかったんだね……

 でも、舌が人のようだから話せるのか、漢語だから日本人には聞き取れないのか、
 など、なんでも合理的に答えを導き出したい頼長の性格が表れている観察で、
 なかなか楽しい記述ですね


 ★☆おまけ画像☆★
 頼長&鸚鵡 in 大河ドラマ『平清盛』
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