2015/06/29
 孝謙・称徳天皇(阿倍内親王)


 先日の「天平三姉妹」についての補足コーナー☆
 三姉妹の経歴をひとりずつ、簡単にご紹介していきます。

 第一回は、次女・阿倍内親王。

 天平阿倍

 718~770.8.4。
 在位:孝謙(こうけん)天皇 749.7.2~758.8.1
  称徳(しょうとく)天皇(重祚) 764.10.9~770.8.4

 高野天皇、高野姫尊。
 一生独身を貫き、二度の即位を経験した奈良時代の女帝。
 彼女で“女帝の時代”は終わりを告げた。

 聖武天皇皇女。母は光明皇后(藤原不比等の娘・光明子)。
 天平10年(738)女性の身で皇太子となり、のち聖武天皇の譲位をうけて即位。
 (実は立太子の前、同母弟が生まれて立太子していたが、ほどなく夭逝していた)

 東大寺大仏開眼供養を行い、受戒して法名は法基(ほうき)と称する。
 天武天皇の孫(舎人親王の子)で権力者藤原仲麻呂の庇護を受けた
 大炊(おおい)王に譲位(淳仁天皇)したが、のち不和となり、
 仲麻呂(恵美押勝)を近江に敗死させ淳仁を廃して重祚。(恵美押勝の乱)

 重祚の後は僧道鏡を重く用い、また皇嗣を決定せず、政治的混乱を生む。
 結局後継を指名しないまま崩御した。

 
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