ほぼ毎日ちょっとずつ更新【日微通信】
 
 参◆書籍・映像編◆

  2015/07/08
 ユキムラ『たむらまろさん』

 
たむらまろさん 綿麻呂編 (B's-LOG COMICS)
ユキムラ
KADOKAWA/エンターブレイン
2015-07-01


 うわ~!! やったやった! たむらまろさんの新作だ~!
 と喜び勇んでさっそく購入したものの……

 届いた表紙の帯に凍り付く。

 たむらまろさん綿麻呂編

 完結かよ~!! 終わりかよ~?!

 ……残念です。
 楽しみな漫画のひとつだったのにぃい!
 こうした漫画との偶然の出会いこそが、生きている楽しみなのに!←



 え~と。たむらまろさん、とは。
 あの古代最強の(!)征夷大将軍坂上田村麻呂さまでございます。

 今巻「綿麻呂編」で3冊目。
 田村麻呂と、縁あって従者・文屋綿麻呂やその周辺の人々をゆるっと描いた、 
 コメディありちょっと不思議現象(鬼など)ありの日常系漫画です。


 無印の1冊目はアテルイ(阿弖流為)が準主役級で出てきて、
 今後シリアス展開もありなのか、どう展開していくのか……? と謎だった。
 ところが2冊目「都編」から日常度がぐっとUP。
 都編なだけにアテルイは巻末のおまけ漫画にしか登場せず、
 田村麻呂・綿麻呂に橘清友(のちの皇后・橘嘉智子のお父さんです!)や
 桓武天皇安殿親王和気清麻呂らのキャラクターに加え、
 愛すべきおバカキャラの藤原内麻呂(北家)が登場、3冊目ではさらに式家の
 藤原仲成まで登場し、嫌な憎まれキャラかと思いきや……?!

 とまぁ、なんだか最後はほんとにゆるっとしたまま終わってしまいました。

 作者のあとがきにも、
 「続日本紀を読み、なるべく何もない時期を選びました。」
 とあり、東北戦争を描くつもりはなかったようです。
 (1作目を読む限り、このときは方向性が定まっていなかったように感じるのですが。
 個人的な印象としては、内麻呂登場あたりから流れが変わってきた!)

 だけどこのマニアックな奈良末期を、まるで同人誌のノリでほんわかと表現して
 くれたこの漫画! 私の心のオアシスでした

 またいつか、もうストーリーもなにもないのですから(笑)、
 再び描いてくださるとうれしいですね。

 

゚・:,。゚・:,。★ ↓↓↓ 古代史推進のために! クリックしていただけるととても嬉しいです゚・:,。゚・:,。☆

にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

日本史 ブログランキングへ