壱◆News・雑感編◆

  2015/08/05
 犬上御田鍬の「犬」


 舒明2年(630)8月5日、初めての遣唐使が派遣されました。
 遣唐使犬上御田鍬は、推古22年(614)にも遣隋使として中国へ渡っています。

 さてごめんなさい、犬上御田鍬の飼っていた犬の話ではありません
 学校でも習いましたが、犬上御田鍬(いぬかみのみたすき・三田耜)なんて、
 変わった名前だなぁ……とインパクトが強かったです。
 (歴史上の人物って現代の感覚からすると変わった名前が多いですが)

 なんで「」……
 犬上氏は、本拠地を近江犬上郡にもつ古代豪族。
 御田鍬のあと斉明・天智朝には高句麗に派遣された白麻呂などが
 出たそうですが、8世紀以後は衰えました。
 犬上氏・郡の名の由来はなんでしょうかね。
 『和名類聚抄』(平安時代の辞書)には郡名を「以奴加三」と記されています。
 古代、番犬(猟犬説もあり)を操ることで朝廷に仕えた犬養部(いぬかいべ)
 関係があるのか、それとも犬とは無関係のなにかの転訛(なまり)なのか。


 犬は人間にとって忠実なパートナーとなりうる身近な存在ですが、
 日本語としては「権力の犬」とか、あまりいい意味では使われませんよね。

 けれど、犬上氏・犬上郡のように、地名や人名に時折見られるのは面白いです。

 有名なところでは犬山城の地ですとか、これは創作ではありますが、
 滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』は犬のオンパレードです!
 犬塚、犬山、犬飼、犬江……と八犬士は「犬○」の名を持ちますし、
 ヒロイン「伏姫」は人+犬、法師ゝ大(ちゅだい)は犬という字になります。
 織田信長のお市じゃない妹に「お犬」という女性がいて、これも驚きだったな~。

 と最後まで話がそれたまま終了☆



゚・:,。゚・:,。★ ↓↓↓ 古代史推進のために! クリックしていただけるととても嬉しいです゚・:,。゚・:,。☆

にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

日本史 ブログランキングへ