壱◆News・雑感編◆

  2015/08/10
 藤原仲麻呂、紫微中台長官(紫微令)に

 天平感宝元年(749)8月10日、藤原仲麻呂が紫微令に任じられました。

 紫微中台(しびちゅうだい)は、聖武天皇の皇后・藤原光明子が夫の退位(7月)に伴い
 皇太后となり、娘である新帝・孝謙天皇を補佐する立場となるとともに、
 皇后宮職を改めた令外官です。(「皇后宮職」自体、令の規定にある「中宮職」が
 聖武の母・藤原宮子の機関であったため、令外官であった)

 藤原仲麻呂は光明子の兄・藤原武智麻呂(南家)の次男、つまり甥にあたり、
 紫微中台を足掛かりに大いに権勢を伸ばしました。


 唐の玄宗朝の紫微省(=中書省)と、高宗および則天武后時代の中台(=尚書省)
 あるいは渤海の中台省などに拠った官号とされます。
 北斗星の北にある天帝の座といわれる紫微垣(しびえん)を意識したとも思われます。

 単なる皇后宮職の“改称”ではありませんでした。


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