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 肆◆お勉強編◆

  2015/08/12
 唐風の名前 2~官職の唐名

 昨日、藤原仲麻呂が官名を唐風に改めた、その具体例を確認しました。

 今日は、覚えておくと便利な官職の唐名を少し挙げたいと思います。
 (以下、唐名=和名。あくまでも有名なものの一例です)

 相国(しょうこく)=太政大臣、または左右大臣
  ☆「平相国」「入道相国」といえば、平清盛。

 左府(さふ)=左大臣、右府(うふ)=右大臣、内府(ないふ)=内大臣
  ☆「悪左府」といえば、藤原頼長。
 
 丞相(じょうしょう)=大臣 とも。相府(しょうふ)も同意。
  ☆「菅丞相」といえば、菅原道真。右丞相。

 儀同三司(ぎどうさんし)=准大臣
  ☆百人一首「儀同三司母」といえば、藤原伊周の母・高階貴子。

 亜槐・亜相(あかい・あしょう)=大納言

 黄門(こうもん)=中納言
  ☆言わずと知れた「水戸黄門」! 江戸時代・徳川光圀は権中納言。

 宰相(さいしょう)=参議

 摂籙(せつろく)=摂政・関白

 中書省(ちゅうしょしょう)=中務省
  ☆「前中書王」は兼明親王、「後中書王」は具平親王。
  中務卿(中書令)となった親王を中書王という。

 秀才(しゅうさい)=文章得業生
  ☆「菅秀才」は歌舞伎「菅原伝授手習鑑」で「菅丞相」(菅原道真)の子ですが、
  史実の道真も、文章得業生だったので「菅秀才」とも呼ばれたはず。
 
  ↑ このように、唐風に姓の一字を呼ぶ/名乗ることも流行った。
  例えば道真は「菅三」(かんさん)とも呼ばれ、菅原氏の三男坊の意。



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