ほぼ毎日ちょっとずつ更新【日微通信】
 
 肆◆お勉強編◆

  2015/08/18
 桓武天皇の史書改竄?

 古代史におけるアクの強いキャラクターの一人桓武天皇

 桓武の即位は決して順当なものではなく、それゆえ強権を発動
 しつづけ、キャラクターの濃い天皇になったのかもしれません。

 そんな強権発動の一例として、正史の編纂があげられます。
 『続日本紀』は文武天皇から桓武天皇の延暦10年までの国の正史
 ですが、それは桓武天皇の在位中にも編纂が続けられ、
 また在位中に奏上されました(延暦16年=797)。

 つまりみずからの時代の史書をみずからの手を加えて完成させてしまった
 ということです。自分の歴史観を反映させたということ。

 例えば、延暦4年に起きた藤原種継暗殺事件から、桓武の弟・早良親王の
 廃太子(弟)に至る部分など、一度記載されたものの削除されました。
 次の平城天皇の時代に復活し(種継の娘・薬子の影響と見られる)、
 再び次の嵯峨天皇の時代に削除されたそうです。

 削除された部分は正史を抜書きした史料『日本紀略』からうかがえます。

 このように三代にわたり、史書が恣意的に操作されたわけです。

 このあとの正史は、自分の代まで記させないことになっています。


゚・:,。゚・:,。★ ↓↓↓ 古代史推進のために! クリックしていただけるととても嬉しいです゚・:,。゚・:,。☆ 
にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村 

日本史 ブログランキングへ