壱◆News・雑感編◆

  2015/09/10
 延暦12年の詔~二世女王の藤原氏への降嫁を許す

 延暦12年(793)9月10日、桓武天皇の詔が下りました。

 「見任大臣良家子孫、許娶三世已下者。但藤原氏者、累代相承、摂政不絶。
 以此論之、不可同等。殊可聴娶二世已下者。」(『日本紀略』)

 藤原氏だけでなく、見任大臣や良家の子孫は三世以下の女王を
 藤原氏は二世以下の女王を娶ることが許されたのです。

 それまで臣下には、五世女王以下(慶雲3年<706>以降は六世女王以下?)
 しか許されていませんでした。

 この詔の理由や狙いははっきりしませんが、藤原氏だけが「累代相承、摂政不絶」
 をもって優遇されました。(代々執政者を輩出している、といった意)

 この詔の直後からこうした降嫁が史料に認められるわけではありませんが、
 藤原基経は操子女王(嵯峨天皇孫)や人康親王女(仁明天皇孫)を、
 藤原時平は廉子女王(仁明天皇孫)を娶っています。
 また、源氏となった皇女(嵯峨天皇女、源潔姫)を娶ったのは藤原良房です。

 さらに時代が進むと、内親王を娶った藤原氏もあらわれます
 つまり違法ですが、勅許があったということでしょう。
 

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