現在展示中の、京都嵐山・時雨殿(百人一首ミュージアム)の常設展示のうち、
 ジオラマ展示<夢舞台>の写真です! (2015年11月現在)

 紅葉の季節・秋にちなんで、百人一首26番・貞信公「小倉山」の歌を再現
 色とりどりの紅葉の美しい場面です


 小倉山1

   小倉山 峰のもみぢ葉 こころあらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
      貞信公


   訳:小倉山の峰の紅葉の葉よ、もし心があるならば、
     もう一度あるはずの(帝の)行幸を(散らずに)待っていてほしい。



 「小倉山」は京都嵯峨にある山で、紅葉の名所で歌枕。
 この歌は、宇多上皇が大堰川に御幸した際、その美しさを子の醍醐天皇にもお見せしたいと
 仰ったことから、お供していた家臣の貞信公(藤原忠平)が詠んだ歌です。

 実際に詠んだのは忠平ですが、父の宇多上皇の息子への優しさがあらわれていますね


 中心人物を、別角度からアップで。
 小倉山2

 牛車から降りてきた一番偉そうな人が宇多上皇(高貴な色・白の服をお召し)、
 こちら向きの膝をついている人物が、詠い手の藤原忠平です。


 全体絵では向かって右、牛車の後ろ側に控えているこちら、
 紅葉の陰になって隠れてしまいました。可愛かったので、ぜひご紹介。
 小倉山3

 こちらだけ低い位置からガラス越しに撮影しているので、関係ない光が反射して
 入ってしまっていますが……

 牛車の牛さんですラブリー

 このジオラマの牛車は、牛車の中でも最高級の「唐車(からぐるま)」という種類。
 上皇や皇后、皇太子などから摂関クラスまでしか使用できない大きな車です。
 (天皇は輿を用いるので牛車には乗らない)

 後ろから乗って前から降ります。降りるとき、牛はどけられているのですね(´∀`)



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