壱◆News・雑感編◆

  2015/11/26
 白河天皇譲位~院政開始


 応徳3年(1086)11月26日、白河天皇が譲位しました。

 これを歴史上、院政の始まりと位置付けています。

 院政とは、天皇の直系尊属である上皇が国政を執る政治形態です。
 上皇(太上天皇)が政治を執った例は持統天皇はじめ古くから時折
 みられましたが、政治形態として独自の機能を発揮したのは、
 白河の時代がはじまりといわれています。


 しかし譲位した時点で白河に院政を行う意図は特になく、
 単に自分の子孫に皇位を伝えるための譲位
でありました。

 というのも白河はのちにこそ強大な存在となりましたが、このころの勢力は
 実はまったく不安定なものでした。

 父の後三条天皇は白河の後継を、白河の異母弟にあたる実仁親王としました。
 実仁親王は応徳2年に歿しましたが、まだその弟・輔仁親王がおり、そのため
 急ぎ我が子善仁親王を皇太子に立て、即日譲位したという事情があったのです。

 即位した善仁親王(堀河天皇)はまだ8歳であったため、
 結果的に父である白河が政治を見ることになった、というわけです。


 桓武しかり白河しかりまた後白河しかり、強烈なキャラクターの天皇は、
 当初脆弱な基盤であることが多いなと感じます



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