◆史跡案内◆京都


 趣のある寺社や景色、文化・伝統を誇り、日本を代表する観光地・京都
 しかし現代の京都から、平安時代の面影を感じ取ることは難しいです。


 794年桓武天皇の平安遷都以来、明治維新後に首都機能が東京へ移動するまで、
 京都は千年の都でありました

 その長い長い間、武家政権である幕府は関東にあった時期もありますが、
 変わらず天皇のいる京都は、やはり政治の表舞台のひとつであり続けます。
 そして、さまざまな戦乱や政治的変化があり、かつての平安の都の面影は
 失われていったのです。


 現在、平安京の面影を感じられる場として、前回は平安神宮をあげましたが、
 次にあげたいのが、やはりこちら

 京都御所3
   京 都 御 所

 京都三大祭のひとつ「時代祭」では、京都御所のある広く開放的な京都御苑から
 時代行列がスタートし、平安神宮まで練り歩きます。



 実は現在の京都御所は、平安京創始時の内裏とは別のものになっています。
 しかし、建物については、平安時代の考証に基づいて建てられたものも存在し、
 往時をしのぶことが可能です(現存は江戸時代安政年間の建物が多い)。


 京都御所は宮内庁の管理にありますが、一般人でも予約すれば見学できます。
 しかも無料です。現在ではインターネット予約も可能なので、たいへん便利。
 (むかし最初に見に行ったときは往復はがき申し込みでした……)

 この頁の写真は、すべて昨年(2014年)初夏に見学したときのものです。


 上にあげた写真は承明門からのぞむ紫宸殿

 ちょっと引いてみると、右近の橘・左近の桜も見えます。
 左近の桜、右近の橘2



 京都御所2
 こちらはその承明門。美しいですね。
 the☆京都! という感じがします

 承明門は平安京内裏内郭門のひとつ、紫宸殿の南正面にあたる門です。
 

 さて次は、建礼門! 非常に立派なつくりです
 平安京内裏外郭門のひとつ、現在でももっとも格式の高い門。

 時代祭のほか葵祭の出発点にもなるそうです。

 京都御所1

 さきほどの承明門と相対する南正面の門で、この門を単身で通過できるのは
 天皇のみとされています。拝観時も門は閉じられていました。
 

 つまり南正面から建礼門→承明門→紫宸殿とまっすぐ位置することになるのですが、
 このルートを単身で通れるのはもちろん天皇のみとなります。



 維新のころ、京都御所周辺は公家の屋敷が多く、首都東京への移住が増えるとともに、
 次第に廃れていきました。
 心を痛めた明治天皇が整備させ、現在の京都御苑につながったといいます。

 御苑は広大な公園で通り道は砂利道(通行の自転車が轍をつくっている様子が楽しい)、
 周りは芝生や樹木になっており、時折史跡を示す立札も見られます。
 京都御所の見学(予約もしくは一般公開時は予約なしでも可能)や御苑散策は
 とても京都らしいのではないでしょうか(砂利道を歩くのは足にこたえますが……)。

 ☆京都御所見学の予約やコース(宮内庁の頁)については、「京都御所」で検索☆


 
 

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