肆◆お勉強編◆

  2015/12/27
 投扇興と投壺

 この秋、京都・嵐山の百人一首ミュージアム・時雨殿にて、風雅な遊びを体験。
 その遊びとは、「投扇興(とうせんきょう)
 投扇興

 手前と向こうに置かれている扇を中央の的に投げ合い、競う遊びです。

 的と扇の落ち方を源氏物語54帖の巻名によってあらわし、決まった点数により競います。
 扇は投げるより飛ばす感じですが、ひゅっと飛ばすのではなく、ふわっと浮いていきます。

 源氏物語のほかに百人一首などから材をとる流派もあるようで、いろいろだそうです。


 ただし、平安時代の遊びではありません。
 江戸時代に流行した遊びです!
 検索すると映像が出てきますし、また、私はこの本が面白かった

 
めづめづ和文化研究所 京都
小栗 左多里
情報センター出版局
2008-11-14

 おなじみ『ダーリンは外国人』のさおりとトニーがさまざまな「和文化」を体験!
 そのなかに「投扇興」の章があります。


 ところで、先述の通り投扇興は江戸時代の遊びですが、
 そのルーツは中国の投壺(とうこ)にあるといわれています。

 これが投壺です!!
 投壺1

 投壺の画像はドラマ天平を駆けぬけた男と女たち(TBS系、2009年)からです。
 奈良時代を描いたテレビ番組ですので、あらためて来年ご紹介しますね。

 この場面は唐帰りの藤原仲麻呂の息子・刷雄(よしお)くん(山本耕史)が、
 仲麻呂のことをよく思わない連中から「唐帰りのお手前、私にも見せてください」とか
 からまれているのを、和気清麻呂(永井大)が助けているところです。
 清麻呂、「おお~投壺か」とはっきり言ってましたので、間違いありません。
 そして「唐帰りのお手前」というだけあって、中国の遊びだったことがわかりますね。

 投壺2
 こんなふうに遊んでいます。

 投壺3
 投壺4

 清麻呂ナイスイン!(*´∇`*)



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