◆漫画紹介◆平安時代・灰原薬

 かねてより刊行中の漫画、最新刊です。
 少々遅くなりましたが、ギリギリ発売月のご紹介に間に合いました☆


 応天5-表
 ▲灰原薬『応天の門 5』新潮社、2016。


 今回の表紙、この不気味な狐顔は、藤原基経サン!!
 まさに平安貴族の一般的イメージってこんな感じでしょうか


 今回で5巻目ですが、未読の方のために説明いたしますと、
 舞台は平安初期。あの菅原道真在原業平がバティを組んだ、
 平安クライム・サスペンスと銘打たれています。
 怨霊や呪いも出てくるのですが、すべては人の仕組んだことであり、
 そのあたりは現代に通ずるリアルさがあるといえましょう。
 恐ろしい政治劇を見せてくれます!


 応天5-裏

 
 5巻の内容はカバーやオビ文句の通り、「激動」がはじまりつつあります。
   まことの鬼は、宮中にあり
   ついに門の内の“鬼”たちが動きはじめる――

 基経の強引な提案で、「御霊会」が開かれます。
 この御霊会は歴史的にも有名で、清和天皇の貞観5年(863)5月20日に
 京都神泉苑にておこなわれています。
 タイトルから予感させる応天門の変まであと3年と迫っていますね。
 藤原基経、その父(養父)藤原良房らのほかに、今回は伴善男がクローズアップ
 され、役者は次々とそろってきています。

 今後は唐をも巻き込んだ展開が予想され、ますます期待が高まります。



 この巻、付録がパワーアップしていることも注目です
 発売日が3月だったこともあり、4月はじまりの2016-2017年卓上カレンダーが
 ついています
 もちろん漫画に収まるサイズの厚紙を二つ折りにした簡素なものですが、
 相変わらず美麗な絵が4カット、お得感あります。

 道真カレンダー
 例えば、1~3月の菅原道真くん。

 ストーリーもいいですが、灰原さんの絵がとても素敵です。
 綺麗だけどリアル、おっさんの描き分けが素晴らしい! 息づく人間を感じます。
 業平サマも色気ムンムンオヤジですよ~
  
  
 

 
゚・:,。゚・:,。★ ↓↓↓ 古代史推進のために! クリックしていただけるととても嬉しいです゚・:,。゚・:,。☆
にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

日本史 ブログランキングへ