◆古典・水鏡◆第9回

 水鏡


 歴史物語『水鏡』、姉ブログで神武~宣化天皇まで読んできました。
 その続きの欽明天皇から読んでいます☆

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 前回までのあらすじ

 蘇我蝦夷・入鹿らをほろぼしたクーデターの後、譲り合いの末に天皇となったのは、
 皇極天皇の弟・孝徳天皇であった。
 
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 ■39代 斉明天皇

 皇極天皇(女帝)の重祚である。
 わが国の重祚(同じ人の即位)のはじまり。

 
 +鎌足が山階寺を建て、維摩会をはじめた。
   その前年、病であった鎌足が、百済から来た尼の維摩経によって平癒した。

 +智通・智達を唐に遣わし、玄奘三蔵に法相宗を習わせた。
 
 +義覚が般若心経の功徳により、悟りの境地を体験した。



 
  水鏡の特徴は、仏教関連記事が多いことのほかに、外交関係が描かれないこと
  ではなかろうか。斉明天皇は新羅へ大軍を進攻させるため、九州の朝倉宮(福岡県)
  に本営を置いたが、その地で亡くなった(原因は不明)。

  ここには一切その話はなく、斉明天皇自身のエピソードもない。
  あるのは仏教関連の話のみである。

  中臣鎌足の維摩会の話が目立っている。


  [参考文献]
  ・河北騰『水鏡全評釈』笠間書院、2011
  ・宇治谷孟『全現代語訳日本書紀』講談社、1988

  
 
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