◆テレビ番組紹介◆NHK BSプレミアム(2016) 

 「華族 150年の旅路~激動を生き抜いた日本の名家」に近衞家が登場

 藤原氏の直系「近衞家」次期当主・近衞忠大氏が出演

 去る9月10日(土)放送のNHK BSプレミアム「ザ・プレミアム」枠にて、
 「華族 150年の旅路~激動を生き抜いた日本の名家」の90分番組が放送され、
 そのなかに藤原氏の直系である五摂家筆頭近衞家も特集されました。

 出演されたのは、次期当主である近衞忠大(このえただひろ)氏。


 番組概要は、以下の通り。(公式サイトより)

  *  *  *
  「鹿鳴館の華」とたたえられた美貌の貴婦人たち…明治時代に誕生した上流階級「華族」。
  財産と特権を保障され、何不自由ない生活をおう歌した華族は、やがて激しい時代の渦に
  巻き込まれる。資産を失い没落する者、国の指導者として苦難の道を歩む者。
  華族が伝えたゴージャスな「美の遺産」を楽しみながら、波乱に満ちたその運命を
  近衛家・徳川家・鍋島家を軸に描く。華族、それは時代が咲かせた美しい花か、あだ花か?
  *  *  *


 明治時代に登場した華族が誕生して約150年。
 敗戦後の日本国憲法により華族制度は廃止されています。

 華族の誕生から発展、流転、そして消滅・戦後といった歴史をたどるとともに、
 現代の末裔たちを取材しています。





 ここでは、当ブログの趣旨に沿って、現在の藤原氏の直系・近衞家についてとともに、
 番組の放送内容を簡単にご紹介。


 現在の近衞家は、当主が忠煇(ただてる)氏。
 戦前に内閣総理大臣をつとめた近衞文麿の次女・温子が細川護貞に嫁して生んだ護煇
 (兄は前首相・護煕氏)でした。文麿の長男・文隆は、戦後ソ連で悲劇の死を遂げており、
 文隆の妻は護煇を養子として家を継がせました(忠煇と改名)。
 忠煇と三笠宮崇仁親王の長女(甯子)から生まれたのが、次期当主・忠大氏です。


 番組では、忠大氏が宮中年初の歌会始で中心的な役割を果たす旧華族として活躍する
 姿と同時に、クリエイティブ・ディレクターの職を得て働く姿も紹介。
 まさに現代を生きる華族の末裔ですね

 京都・大徳寺にある近衞家廟所や京都に文麿が創建した陽明文庫(近衞家に伝わる貴重な
 史料を保存・管理。道長の自筆が残る国宝「御堂関白記」等)も、忠大氏の案内でめぐりました。


 氏の言葉で印象的だったのが、廟所に眠る代々の近衞家当主は「クリエイティブに長けた人」
 が多い、というところ。信尹家煕など、有名な文化人が多いですよね。
 陽明文庫の紹介でも、「ここは武具など派手なものはないので……」と仰っていました。
 しかしこうした人々が、日本の宮中文化を支え、今に伝えてきました


 そして、避けては通れない近衛文麿内閣の、太平洋戦争へと向かってしまった歴史。


 華族・近衛文麿
 ▲(番組より)近衞家30代当主・文麿。3度の内閣総理大臣をつとめた。
 ちなみに忠大氏、容貌がそっくりで、あれが近衞家の顔なのか……


 忠大氏は、「あまり政治に関わるものではない」と言われてきた、との旨を話されました。
 しかし、いざという時は皇室を支える、まさに「皇室の藩屏という意識は、幼いころから
 植え付けられているとも仰っており、“現代の藤原氏” を感じてしまいますね~


 姉ブログ(くじょう みやび日録)の近衞家記事
 ☆近衛文麿から現在の近衛家まで
 ☆五摂家筆頭・近衞家(1)
 ☆五摂家筆頭・近衞家(2)



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