◆史跡案内◆奈良


 奈良市の史跡・平城宮跡に再現されている第一次大極殿。

 内部の壁には、奈良県在住の画家・上村淳之(うえむらあつし)氏により四神と十二支が描かれています。

 上村淳之氏は、明治生まれの女流画家・上村松園の孫。父も画家の上村松篁(松園の息子)。
 奈良市内には、稀有な三代の画家を記念した「松柏美術館」もあります。

 絵のうち、四神(下の史料でいう「四禽」の図)をご紹介します。

 大極殿玄武
 北の「玄武」

 大極殿青竜
 東の「青龍」

 大極殿朱雀
 南の「朱雀」

 大極殿白虎
 西の「白虎」


 奈良時代の幕開け、平城遷都が行われたのは和銅3年(710)3月10日。

 その2年前に、時の女帝・元明天皇が遷都の詔をくだしています。
   …方今平城之地。四禽叶圖。三山作鎭。龜筮並從。宜建都邑。…
                       『日本書紀』708年2月15日条
  (平城の地は、四神相応で三山が鎮めをなし、亀甲筮竹の占いにかなう。
  よってこの地に都を建てるべきだ)

 平城京や平安京の立地は「四神相応」の考えによるといわれています。

 12大極殿を2
 ▲2016年春の天平祭にて、元明天皇の詔の様子(復元大極殿にて、中央の白い服が女帝)

 大極殿内は、壁や天井まで美しいので、ぜひ気をつけて見てくださいね

 


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