本日、3月2日は、京都・宇治市の平等院にて、「関白忌」が執り行われる日です。
「関白」とはミスター関白こと(勝手に命名)藤原頼通のことです!
いまからちょうど千年前の1017年、頼通は甥・後一条天皇の摂政となり、
ここから半世紀(50年間)、摂政→関白の座に座り続けるのです。
頼通はかの藤原道長の嫡男で、1017年当時はまだ若い26歳。
宇治の平等院は権勢をきわめた頼通が、1052年という仏教の一説において
末法到来の年といわれた年に、別業を寺に改めたものだそうです。
3月2日は頼通の命日にあたり(旧暦2月2日)、毎年平等院鳳凰堂にて
はなやかな法要が営まれています(=関白忌)。
昭和の大改修以来復活し、ほぼ毎年つづけられ、現在に至っているそうです。
ただし当日午前中は鳳凰堂内部の拝観は中止されるとのこと。
最近増えている、○月の第○日曜日、のような日付設定ではないので
遠方の私は拝見したことがないのですが、来年(2018年)3月2日は金曜日!
もしかしたら、私も行けるかも……
2014年、平成の改修後の平等院鳳凰堂。
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関白忌(藤原頼通・平等院)