東大寺で行われる「聖武天皇祭」
GW中の5月2日は聖武天皇の忌日
毎年5月2日は、奈良・東大寺にて「聖武天皇祭」が行われています。
祭日ではありませんがちょうどGWに含まれますし、この期間は春の平城京天平祭も
例年開催されているので、観光には好都合ではないでしょうか。
5月2日は、天平勝宝8年(756)の聖武天皇(当時は退位して太上天皇)崩御の日。
2012年の宮内庁の発表で、明治の改暦の際、聖武天皇命日の新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)
換算を1日間違え6月8日であるところを7日としていたことがわかりました。
同時に後嵯峨天皇命日の新暦換算も1日誤っていたことが判明しています。
現在では正しい日付に改められていますが、東大寺の聖武天皇祭はもともと旧暦の
日付・5月2日から採られているので関係ありません。
5月2日、東大寺では、午前中に聖武天皇を祀る天皇殿で法要が営まれ、
午後からは大仏殿へ至る式衆・稚児らによる練り行列・法要が、
鏡池では舞楽などが奉納されます。普段非公開の天皇殿がこの日に限って無料で
公開(時間限定・外側からの拝観のみ)されるのも注目です。
■昨年(2016年)の聖武天皇祭の様子(一部)■
奈良県新公会堂から発し、東大寺南大門、大仏殿へと練り行列は向かいます。
このあたりは比較的重厚な感じですが……
後ろの方は結構なごやか
しかも……
これ(どう見てもスマホ……)はアリなのか 行列の後ろの方はかなりユルイ。
鏡池の奉納舞の様子。
また、特別公開される天皇殿(南大門を入った大仏殿参道東側)の様子。
先に鮮やかな幕が見えるのが、聖武天皇を祀るという天皇殿。
新緑の美しい季節です。
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