藤原氏好き必見?! 世界有数の藤の名所
大藤や白藤が有名な「あしかがフラワーパーク」
『万葉集』にも詠まれている藤は、日本古来の花木とされています。
今回の記事は、ちょっと歴史からは外れますが、関東・栃木県にある
花のテーマパーク「あしかがフラワーパーク」の模様をお届けします。
藤原氏好きとしては、奈良・春日大社の藤はもちろんですが、
ここの世界的に有名という見事な藤も、生涯一度は見ておきたかった!!
ようやく、夢を叶えました (撮影日:2017年5月3日、情報も同日時点のもの)
▲あしかがフラワーパークパンフレット
可憐な印象のうす紅藤
四季折々の花が楽しめる施設ですが、中でもGWを含む4月中旬~5月中旬は、
さまざまな種類の藤が順に見ごろを迎えるベスト・シーズン。
まず最初に見ごろを迎えるのが、「うす紅藤」。
公式の写真は綺麗なピンクですが、実際に見ると思ったよりくすんで白っぽい。
ただ、束になるとピンクが濃く見えて美しいです。桜のような色合いですね。
可憐で清楚なイメージかな
THE・藤! 多彩なむらさき藤
次に見ごろを迎えるのが、むらさきの藤。一般的な藤色といわれる花です。
なんといってもメインは、樹齢150年、広さ1000㎡の2本の大藤!
樹齢130年ころの移植にも耐えた“奇跡の大藤”だとのこと。
広大な藤棚を引きで見るとこんな感じ。
紫のシャワーのようです
こちらは珍しい八重藤。
写真は小さめの木ですが、巨大な藤棚の木もあります。
花房最長1.8mにも達するという大長藤。
とにかくその大きさ・見事さに圧倒されっぱなし!
訪問時はちょうど見ごろでした!
一度見てみたかった白藤に大満足
私は白藤を見たことがなく、憧れでした。
どうも私の白藤への憧れの原風景はこれかな……と思っているのですが
▲大和和紀『天の果て地の限り』講談社、昭和54年
額田女王が大海人皇子に連れられて、初めて結ばれる場所が白藤の下。
この漫画の設定だと、この白藤の下で十市皇女をもうけたっぽい。
さて、全長80mにも及ぶ白藤のトンネルが有名です!
白藤のアップ。
日本では栽培が難しいきばな藤
最後に見ごろとなるのはきばな藤。日本では栽培が難しいという黄色い藤。
黄色の藤なんて聞いたことない
きばな藤も80mのトンネルが作られているのです! が……
残念ながら、まだ見ごろどころかほぼ咲いておらず。
時折ちょこっと花が見えているところがあり、確かに黄色の藤ということが
証明された(?)程度でした。満開の黄色の藤もぜひ見てみたい♡
藤のほかにも花がたくさん!
フラワーパークと名のつくだけあり、もちろん藤だけではありません!
オールシーズン楽しめるそうなのですが、この季節はほかにツツジやシャクナゲ
などが見ごろでした。さまざまな小さい花々も足元からあふれています。
オオデマリなんかも目立っていたな~。
メイン扱いのスター級以外にも、ここそこに藤が咲いています。
やはり藤の季節は一番人気で、4月中旬~5月中旬の季節は
毎年「大藤まつり」と称されているそうです。
開花状況によって入園料、また季節で営業時間も変動するので、
公式サイトを要チェックです (記事の一番下を参照)
最大の見せ場は夜のライトアップ
お昼も素敵な藤ですが、なんといってもライトアップがオススメ!
正直な感想として、日が暮れる前に帰ってしまうのはもったいないですっ!!
夜だけのお得な入場券もありますし、昼間から滞在しても入れ替え制では
ありませんので大丈夫です。
白藤も、やはり白だけに昼より夜が映えますね~。
水鏡になった大藤。近寄っても美しいのですが、ぼんやり遠くに見える
ピンクがかった紫の光も美しい……
大藤のライトアップ。写真では伝えきれない!
昼も夜も、とにかくずーっと藤の香りに満ちて、藤に酔いそうなほど。
藤原氏ファンならずとも(?)おすすめの
あしかがフラワーパークの公式サイトトップページは★
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